Crime Days

裁かれない野放しの犯罪の今をお届けしています -Crime Media -

1日かけてもみ消しとアピール

昨日は、7件、つまり1日でこなした実務処理のほぼ全件で、

 

スリード(間違った指示)による誤認、誤入力

作業途中・保存前のデータの保存、凍結

保存したデータの改ざん

 

が繰り返され、改ざんの嵐が吹き荒れた一日でした。

 

そのうち5件は、思い切り犯人の言いなりになり、

支離滅裂な履歴ができてしまいました。

我ながら、よくやられたものです。

 

ただ被害を増やしたかったのではなく、

勉強にもなりました。

 

いくら新人とはいえ、彼らのつくりあげたデータは異様であったはずです。

そのせいか、ブログの反響なのか、今日は一日かけて犯人側による修正が行われました。

 

一方で、手を緩めず

 

  昨日と同じミスを記録させ、

  やっぱり本人が間違えたという事実をつくり

  研修室中に聞かせるように、説明する

 

という行為が繰り返されました。

なんとか同じようなミスや記録をつくらせようとするので

抵抗をしたのですが、2人の研修スタッフ(教える立場ですよ)

に異なる指示を繰り替えされ、

1件は、仮にデフォルトのステータスにしておいたものが

間違って保存されてしまいました。

 

長い長い言い訳

 

私もとうとう、1度だけ意図的にコードブレイクをしてしまいました。

やっては行けない強制ボタンを押し、修正を図ったのですが

すかさず、全員が黙ってモクモクと作業をする研修室で、

「強制ボタンを押しましたね」と説明がはじまりました。

 

そうですか、としか言えない、もうしませんとだけしか言えない

唯一の身に覚えのある問題行動です。

 

しかし、そこから突然はじまった説明には舌を巻きました。

昨日と今日の事件(を関連づけて)がなぜ起こり、

それを私が強制ボタンを押して(昨日は押していませんが)

間違った記録をつくったという経緯が長々と説明されました。

 

実際起こったことは、

 1週間以上前から、

 一度依頼を実行しなければ、展開して表示されないフォルダが

 表示されない。依頼手配ができないという誤作動が2度、3度起きていました。

 

恐らく、XXと呼ばれる処理は、犯人側によってその先の処理フォルダ

を表示させないため、それ以上進ませず、

誤って完了させてしまうのに都合のいい処理なのでしょう。

 

先週は、そのことを強調したかったらしく

「そんなことは絶対にないんです。

 処理ボタンを押していないか、

 他の設定か何かを触ったんじゃないですか」

とフォルダの展開が止まった原因を、私のせいにしていたのですが、その処理は偶然他のスタッフが立ち会って一緒に処理し、処理後まで確認して署名していきましたので間違いはありません。

 

また、誤作動で止まったフォルダの回復も不自然です。

一度に2人が同時にアクセスできない(と主張している)

システムなのに、こちらで表示し続けている間にスタッフが

他のスタッフの席に言って戻ってくると、

突然正常にフォルダが展開するようになったのですから。

※矛盾だらけのようですが、要は

 2人が同時に1案件を触れるのでしょう。

 今回がそれを証明しています。

 

彼らからすれば、フォルダを展開させる

XXという処理は、

いつでも、依頼や手配後にフォルダが展開せず次に進めなくできる、都合のよい処理だったようです。

 

今朝私が、研修生全員のいる前 先週金曜日に全処理をした後にデータが消失した

ことを抗議すると、

 

 「それは、何の処理ですか? 覚えてないんですか。

  私の記憶ではXXだったと思いますが」

 

と言い、「XXですね。調べておきます」と決めてしまいました。

研修スタッフは、先週のデータ消失案件を説明のしやすい

ものに変えるために、私の記憶を確認し、その場で変えたようです。

 

そして、アピール

 

その後、午後になってXXの処理について確認がはじまると

また、同じ研修スタッフが来て、

 

 「この処理も、まだ依頼手配していないことになっています」

 

と先週同じスタッフが説明した時と同じ言葉を使い、説明をはじめました。つまり、言い訳、いえ、今度は、ターゲットのミスにすり替えたアピールのはじまりです。

 

周囲は消失したデータと今回のデータとの違いを見ている

わけではありませんから、アピールは簡単です。

 

今日は、同じようなスピーチが2回行われました。

 

この仕事では、依頼・手配の直前にスタッフを呼んで署名をもらいますが、

その直後に最終的な処理や記録を残す作業まで確認するスタッフはいません。

 

 つまり、その先の処理には責任がありません。

 

 なので、確認だけしてぱっと立ち去り、署名をしていかなスタッフが多く

 何度も呼びなおしているうちに1時間がかかることもありました。

 逃げ足が速い人が多いのです。

 

そして、改ざんや強制保存は、ほとんど

彼らに責任のない署名後の記録に集中します。

 

意図的に間違いを起こさせる研修スタッフは決まっており、

ひどい担当になると、依頼する1画面の2行を入力するだけの画面を確認して、

 

「はいOKです。この依頼ボタンを押して、(顧客に)戻してください」

 

と言って去ります。

同じ人をもう一度呼んで署名を求めると、その2行さえも

 「え、もう押しちゃったの。依頼しちゃったんだ。

  依頼文?見ていなかった。どうかな、間違えてないかな。あ、言ったのに

  一言ヌケてる。いや、見てなかったからな。

  ちょっと黙っててくださいよ。大丈夫。あ、やっぱり一言ヌケてるな

  言ったのにな」

と言いいます。あきれて署名を求めると、

今度は複数のシステムを自分で立ち上げ直し、

すでに同じ顧客のデータを表示していたものを検索し直して

懸命に何かを探すのですが、仕方なく「OKです」と署名していきました。

                 

この実行犯の一人が署名していった案件が、朝から長い言い訳に使われた、どんなに手続きをしても依頼・手配を完了させるフォルダが表示されない案件でした。

 

そして、完了できないまま確認したり、他の研修スタッフに質問したりしている間に、指示されたとおり書いた履歴や、保存されないようデフォルトにしておいたステータスが処理完了時に記録された履歴として保存されていました。

  

繰り返しますが、ステータスや履歴は

 

依頼・手配が完了した後に、再度受付状態にして書き換えて保存するものです。

  

依頼や手配後のフォルダが表示されず、

「この処理は、まだ何も処理されていない状態です」

とスタッフが主張する状態で、どうしてステータスや履歴が2回、3回と保存されるのか?

 

こんなことが頻繁に起こったら、

無用の履歴が膨大に出来上がってしまいます。

 

また、昨日のように、明らかに依頼・手配した時には

特殊なステータス・履歴で保存し、他のシステムに繁栄されたのを確認しているのに、

翌日になって、単語も文章も全部書き換えなければならないデフォルトのステータスで登録されていると、わざわざスタッフに訂正依頼させたケースも、改ざんでしか発生し得ない間違いです。

 

このあたりは、やり放題の末に、やりすぎてしまった

のかもしれません。

 

さらに、抗議した私に「では、この2件は私たちで直しておきますね」

と言ったスタッフは、間違い履歴は正さず、文章もそのままにして

文末に一言、実名~が処理し、訂正したと書き加えていました。

恐らく、横について自分で訂正させても、修正するつもりはないでしょう。

 

しかし、私としてはこれらの事態に

彼らほど囚われていません。

今はとにかく、日々、こうした事実を収集することが

必要だからです。

ある程度はやられてみなければ得るものなし。

虎穴に入らざれば、です。

 

この事態では、会社側は忘れているような気がしますが、

企業のビジネスに貢献することが本来の仕事。

よくこの事態で、新人が、これまでこれだけやられてきて

よくやっていると、がんばってるなと

我ながら思います。

おめでたくできているせいか、毎日ドラマや映画のように

展開するこの現実も、楽しめないこともありません。

よくもまあ、これだけやるなぁと、思わざるを得ませんから。

 

こちらも仕事、あちらも恐らく仕事、というわけです。

しばらく、この記録は続きます。 

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