Crime Days

裁かれない野放しの犯罪の今をお届けしています -Crime Media -

手を隠し、目を反らす実行犯たち

研修がはじまって1か月が過ぎました。

3か月の長い研修では、頻繁に席替えが行われます。

 

9月の末には、3度目の席替えがありました。

席替えには特徴があり、最前列の顔ぶれ3名は同じ

最前列より後ろの人は、なぜかかなり移動しています。

 

全くの新人が少ないこの研修では、最前列の数人を除いて

先輩研修生たち、スタッフが頻繁にやりとりをしています。

 

また、3度目の席替えでは、私は最前列の右端側に移動し、

2人の実行犯の席が見渡せなくなりました。

実行犯を確定したことが影響しているのでしょうか。

 

2人の実行犯は、一時的に犯行を他の人間にさせてPCから離れている間に

身体攻撃やハッキングが行われるようにして見せたり、

自覚症状のない身体攻撃に切り替えてきています。

ですが、その人間によるものか、そうでないかは生身の体と五感で

被害にあっている人間にとって比較的簡単です。

 

また、さりげなく犯行をごまかしたり、被害者や他の研修生に聞かせたり、

話をさせたりする工作は、犯人側が考えるより被害者には見透かされやすいものです。

 

今日は膝への集中攻撃を避けるために、金属製の防寒シートを膝にかけると、いつものように代わりに脛をなぞるように攻撃してきました。午後からは、集中的に右頭部上、右後頭部に痛みが走りました。

 

この2週間ほどは、私の自覚症状が出ない程度の弱い攻撃を続けていたため気づきませんでしたが、膝などの攻撃は続けられていたようです。朝から膝を金属シートで覆った日は、ランチタイムに席を立つころには痛みを忘れて立ち上がり、驚くほど快調に歩けるようになるからです。もともと攻撃も弱いため、一時的な症状は驚くほど回復も早いようです。ただ、それでも慢性化したじん帯の痛みや皮下組織の傷は治りませんから、元気になったつもりで歩きまわらない方がいいのですが。

 

テストや実習でのハッキングも健在で、先週後半は、入力や設定を終えれば自動作成されるはずの画面やタブが何度やってもできず、スタッフを呼ぶと突然できる、というおきまりの現象も2度発生しました。犯人の狙いは、スタッフを呼ばせて、時間を稼いだ末に

 

  正しく設定できなかったんじゃないですか?

  どこか間違ったところを押したりしなかった?

 

と言って周囲に聞かせる目的、やり直しさせて時間を稼ぐ目的で

実行されるようです。これも、慣れた被害者、慣れてきた周囲の研修生もわかって聞いていますから、あまり意味がなくなってきます。

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実はこの研修で取り扱う画面設定は、それほど複雑ではありません。

また実行犯は、恐らく理由があってそれほど複雑ではない局面でしかけてくるようです。

 

難しいといえば、1件の処理にかかる工程が多く、設定や入力が多かったり、3~4件のシステムを行き来して仕上げるところでしょうか。そういう組み合わせで四苦八苦しているときは、

間違いや未了をチェックするスタッフたちのサボタージュがはじまります。

 

 間違いを無視して、ノーチェックで提出させる

 確認サインをしたがらない(↑のとおり、間違いがあるから)

 

という、入社間もない頃からのノーチェック、サイン逃げが今週も発生しました。他社でもあったことですが、提出用紙に赤ペンで落書きしたり、研修室を出て実務担当たちが処理する提出用紙を汚し、間違いを残したまま提出させる。

 

実務演習がはじまった頃は、何人目かに一人がサイン(署名)をするまで、チェック後に署名されることも知りませんでした。

 

これまで、私が提出したものには、毎回必ず一度はチェックしてもらっていても、10件以上は署名のないものがあったはずです。

 

今日も、OKですの一言しかもらわず、署名がないまま

提出することになったシートを何人ものスタッフに確認しましたが、指摘は「0」でした。

 

ですが、初めて扱うシートであっても「空欄」があることぐらいはわかります。その数だけでも10件はあり、わかる範囲でシステム画面と照合して記入し、自分で確認して提出するしかないのです。

 

 記入しなくても「OK。それでいいですよ」

 記入しても「ええ、それでいいですよ」

 

としか言われません。必ず埋めなければ、そのシートを受け取った実務者は必ず困るであろう項目も、明らかに無視されていました。あまり心配なので、提出ボックスに提出シートを入れるときに他の人のシートものぞいてしまいましたが、やはり記入はモレなくされていました。しかし内容や書き方までは確認できません。恐ろしいことに、実務で使うシートの10項目以上が、白紙のままOKが出され、最後まで確認されなかったということです。

 

それでも、練習でこれをやってもらえると自力で8割ぐらいは問題に気づけますし、本番ではモレにくい。それなりに勉強になるものです。

 

おそらくこんなことを入社当初からやっていれば、

今日までに実務研修で実際の案件での未了や間違いは

他の研修生と私では欠損点の数も内容もかなり違ってきているはずです。

けして表に出ないことですが、それは実行犯たちにとって

目に見える犯罪の証拠を目の当たりにすることでもあります。

まあ、彼らにとっては、それが実績なのでしょうね。

その一部は現行の刑法に触れる犯罪であることも、自覚できていればいいのですが。