デビューラッシュ
研修もあと少しで2か月です。
1か月でデビューさせるはずの新人が、見かけ上は別階の研修室に2か月こもり続け、現場に出てこない。という異常な事態が続いています。
来週には、次の研修生が入ってくるため、私たちは研修室から出ることになりました。ところがです、それでもこの会社はさらに
「新人が入ってくるので、研修室を移動します」
というのです。このまま行くと、私たちはデビューではなく、先輩たちが働くフロアのさらに上の使われていない最上階のフロアに移動し研修を続行するという、さらに異常な事態に突入します。
20人の研修生で、モニター見学は1日3人、1時間
今日からは、
1日に3人ずつ、1時間
のモニター研修がはじまりました。
いえ、ウソです。20人の研修生で、交代して入れば1日に10人以上、
数時間ずつのモニターが可能であり、通常はどこのコールセンターでも
同じように行うでしょう。
1日、3人ずつ、1時間
を一週間かけて行う。一人あたり、週に1時間です。かなり不自然です。
なんとか、時間を稼ごうという研修チームの意向ですが、
恐らく現場はもう待っていられないのでしょう。
笑ってしまうような状況が今日も見られました。
建前は、朝10時から18時の間で、
3人の研修生が1時間だけモニターのために離席する
だけのはずが、
午後から2/3の研修生が、2時間半席を外していませんでした。
研修スタッフも、研修生も全員よくわかっていて
誰もこの極端な状況に何も言いません。
これが、今の、企業で起こっているガスライティング・退職工作の実態です。
過去の言い訳工作
先週までの10日間で、急に間違い入力、保存の件数が増えた私の作業履歴ですが、突然なくなりました。もちろん、私は同じように作業をしているのですが、彼らが作業途中のデータを保存したり、取り消しできない履歴を偽造する工作を止めたからです。
「~さん。また設定が、初期のままになってますよ。完了してください」
とまた、先週まで続いた間違い履歴を作った担当者が声をかけてきました。
>私が本当にうっかり、設定変更を忘れたのか?
>先週山ほどできた履歴が不自然でないように、少しだけ
間違い履歴を作ってみた(実行犯が)
どちらかだと思うのですが、どちらであっても、今日の履歴には彼らの犯行の証拠が見て取れました。
先月までは、
設定に手もつけず、保存もせずに、複数の案件データを見たり移行
しても履歴は残らない(本来はそうです)システムが、突然
移動せず1つの案件を処理している間に、
途中履歴が修正不能の状態で保存される。
何もせず、他の案件データに移れば、
必ずブランクの履歴が保存される
という風に一時的になっていたのですが、ある日突然、また元に(正常に)戻っているからです。つまり、
入社から1か月半は正常だった人材が
突然狂ったように10日間だけ間違いデータや履歴を入力し続け
突然止めて、データが正常になった
なんていう状況がおかしいと実行犯も思ったのか、
時々まだ、触ってもいないデータを保存して、
またそれを必ず黙っていないで声を出して「~さん、設定が初期のままです
完了にしてください」
とわざわざ言いにくるのでした。
そこだけを離れた自分の画面で確認していること、
わざわざ言いに来ること自体が、自分で処理したことを証明してしまっています。
ここで一つ言えることは、
今日は、その「設定を直してください」と言われた案件データは、
私は何度も途中で他のデータから抜け出て、3件以上の案件データの間を行き来していたものでした。
今回、私が残した履歴は1件だけ。「直してください」と言われて、はじめて設定して保存したものだけです。
通常どおり、私が理解している範囲でデータを抜けていれば、履歴など保存されることがないことがわかりました。
スタッフは、先週、案件を何もせず抜けたら未対応の空履歴が保存されます、とか、質問に答えて私が空履歴を全部作成したと言い切っていました。
細かい話ですが、こうして詳細をのこしておくと、実態が浮かびあがってくるものです。自分たちがやったことを、こうして巧みに、そしていつかは明らかになるウソを必ず言って、実行犯は切り抜けようとします。
ですが、いずれ彼らにとって仲間になるからいいとはいえ
入社したばかりの新人の多くも、彼らのウソには気づいています。
少し先輩の研修生は、わかっていても黙認しているようです。
この犯罪は、多くの人の目撃と協力の中で実行されていきます。
この人たちは、その先に「退職させる」という目的があることは
明確に知っています。
また、
私の真後ろに座った実行犯が、また今日から極端な工作をはじめました。
私の後ろに座り、大きな声であちこちに電話し、
私が過去に処理をした案件について、あちこちに電話したり、
スタッフと話しはじめました。
私が今処理する全ての業務は、彼らスタッフが確認をして署名しているのですが、
・間違っていることをわざと指摘せず、そのまま提出させる。
・>当然、外部に出しても差し戻される(恐らく通常では通る内容でも、
差し戻されている)>差し戻し、訂正を増やす。
・私の手を離れてスタッフ預かりにした案件をスタッフ側で何日も処理をせず
顧客から問い合わせが来たというトラブル報告をわざわざ席に来て話す。
・私の真後ろで、私が過去に取り扱った案件を
順番に顧客や内部担当に電話をして、わかりにくかった、間違っていた
などと、順番に訂正、やり直しをすすめていく(大きな声で)。
差し戻されたり、やり直している内容は、確実にスタッフ自身がOKを出したり、誤解させる内容で説明を切り上げるなどして、そのまま提出させたものばかりです。
新人が取り扱う案件は、今、全部スタッフが点検してサインしているからです。
こういったことは、ガスライティングに慣れていない被害者には効く
かもしれませんが、慣れた被害者は、冷静に見ることしかできないものです。
特に時間が経過した現場では、
同期たちまでもが、状況をわかっています。
私がミスしていると今さら思わせようとしても
ある程度は、わざと工作されていることを
感じ取っている人がたくさんいます。
といったことが、現在起こっています。
これも、デビューに向けて実行された工作として、実務に入った時に本当の狙いがわかってくるでしょう。
ですが、この職場、2か月以内に退職させるつもりだったらしく
研修スケジュールを後ろ倒しし続けて限界にきてしまっているようです。
デビューさせると、辞めにくいからか?
デビューすると時給が100円アップするからか?
どちらにせよ。犯人からの圧力と想像がつきますが、あきれたものです。
こんなことが、まじめにビジネスの現場で実行されてしまうのですから。
たった一人の人間をデビューさせまいと、まったくここまでやる企業の行動には目を疑うばかりです。ですが、これは私の勘違いでも何でもなく、具体的にここまで書いた異様な状況が起こっているのですから、仕方がありません。
この企業を知っている人がいれば、今回の研修スケジュールが、内容が、どれだけ普段と違うのか、わかるでしょう。