Crime Days

裁かれない野放しの犯罪の今をお届けしています -Crime Media -

社内ハッカーの犯行パターン

10月末から入ってくる新しい新人たちのために、

10月26日で、私たちは20余名の研修生は予定どおり最上階に移動しました。

通常なら1か月前までにデビューしているわけですから

そんな部屋は必要ないはずで。そろそろ先輩研修員たちの口から

不満が漏れはじめました。

耳にした社員がいるらしく、社内でも問題になったようですが

私が直接耳にした言葉は、また違うものでした。

聞かなかったことにしています。

 

10月中旬までに、研修スタッフのうち数人が次期研修生の

ために担当から離れました。

当然、いなくなった実行犯の犯行パターンは、パタリとなくなり

残ったスタッフたちのスキルや傾向によって

新たなハッキングが行われてきました。

 

スキル、行動別、ハッキングパターン

 実行犯たちは、自覚がないようですが

今回の職場では、犯行パターンによって、誰が行ったか

特定することは比較的簡単です。

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・設定を変更して、やり直しや処理後の画面に戻らせる

・入力箇所にエラーになるテキストや半角文字を入れて

 完了させない

・過去に処理したデータのタイトルや設定を書き換えて

 再保存し、後で本人やスタッフたちに訂正させたり、

 訂正できないように設定する。

・ダミー案件の作成、ダミー顧客の情報、設定の変更

 

この4つは、主に別の実行犯によるものです。

稀に出来る範囲で犯行に参加するスタッフもいます。

堂々と指導しながら、間違った支持や過不足のある状態で

2度3度保存させ、間違いや不足データを作成させる人もいます。

 

私はと言えば、犯行に気付いても止めるわけには

いきませんから、指示されたとおりやるだけです。

今回は特に記録を取ることが目的ですから、

いろいろなパターンを記録できて良かったと思っています。

 

 

毎日15~16時に仕事がなくなってしまうのですが、

26日からは、仕事がなくなって追加リクエスト(実績に記録されます)

をさせないように、

  朝から全く経験のない案件を処理させる

  入力箇所や設定に繰り返しエラーを発生させ進ませない

などの小技を駆使した足止め工作が繰り替えされました。

 

これだけやられ続けても、一日8~9件、デビュー後の10件ノルマは

恐らく電話を受けながらでも処理できる見通しがつきました。

とはいえ、そんなことは絶対にさせない妨害が入るので

実現しない未来ではあります。

 

コールセンター、データセンターでは、入社2週間で

チームのトップ、2位に入ったこともあり、データ処理だけは早い私です。

煩雑な妨害や勘違い、間違い工作を繰り返されることに慣れ、

処理スキルを積めば、問題なく仕事はできます。

それは、誰にでも可能です。

 

さて、企業はその先で何を実行してくるのでしょうか。

引き続き注視していきたいと思います。